9/3 スポーツ救命ライセンスインストラクターコースを開催しました(大阪府)
9/3に大阪府熊取町にある関西医療大学にて、本協会での初開催となるスポーツ救命ライセンスインストラクターコースを開催しました。
このコースは既に全国各地で開催されている、『スポーツ救命ライセンス講習会』でのインストラクターを目指すためのコースで、大きく3部構成からなります。
第一部では、成人教育、フィードバックの仕方などについて、寸劇やディスカッションを通じて、インストラクターとはどうあるべきか、単に教えるだけの関係なのかどうか、等について学びました。
第二部と第三部では各論になり、それぞれ一次救命処置とバックボードを用いた搬送の指導方法について学びます。インプットだけでなく、お互いに指導実践を何度も重ねる事でアウトプットも行い、技術と知識を蓄積します。
その後指導実践試験と筆記試験を行い、合格者には合格証と「プレインストラクター」として講習会開催に関わっていただくようになります。この日だけでインストラクターになれる訳ではありません。
そして、プレインストラクターとして1ないし2回の指導実践評価を受けて合格すれば、晴れてJALSA認定インストラクターとして活動していただけます。
今回は6名の受講生が参加しました。救急医、看護師、トレーナーと学生でしたが、皆真剣な表情でディスカッションから指導実践まで参加し、無事に全員合格しました。
今回は翌日にスポーツ救命ライセンス講習会もありましたので、ほとんどのメンバーは翌日にプレインストラクターとして活動していただき、その指導も素晴らしかったです。
JALSAではこのように講習会の開催はもちろんですが、指導者を養成する事でも、スポーツ現場での救急事案に対応できる人材の育成と、それを通じてスポーツへの貢献をしたいと考えています。
次回のインストラクターコース開催は12月頃を予定しています。ご興味のある方はHPの更新をお待ちください。