【コラム】カタール訪問記(5)
当協会代表理事の不定期連載「カタール訪問記」の5回目です。
今回は、シンポジウム前に巡った場所の紹介をしていきます。
過去の訪問記については下記より読むことができます。
スタジアム巡り
カタールに到着したのはシンポジウム前日の早朝でした。時間もあったので、街のスポットをいろいろ巡りました。
もちろんワールドカップの会場となるスタジアムも!
ワールドカップの情報については色々なところで入手できますが、このページではFIFAのオフィシャルファンガイドを紹介します。
FIFAオフィシャルファンガイド(英語)はコチラ(pdf)
ではスタジアム情報について少し紹介します。
今回のワールドカップでは全部で8カ所のスタジアムで開催されます。
うち7カ所がドーハ中心部からメトロやバスなどで行ける距離にあり、うち5カ所はメトロの駅からも歩いていける距離にあります。
実際には中に入る事はできず、外からの写真のみになります。
皆さん日本がどのスタジアムで試合を行うか、ご存じでしょうか。
こちらの写真はファンガイドにあるマッチスケジュールです。
日本は11/23と12/1にカリファ国際スタジアム(Khalifa International Stadium)、11/27にアフマド ビン アリスタジアム(Ahmad Bin Ali Stadium)で試合を行います。
アル バイト スタジアムはかなり遠方にあったため、日本戦が行われるスタジアムを中心に見に行く予定でした。
実際にはメトロの1路線で車両の不具合があるため運行が中止になっておりました。なので、アフマド ビン アリスタジアムに行くことができませんでした。
カリファ国際スタジアム
日本にとっては初戦のドイツ戦とスペイン戦、他に3位決定戦などが行われるスタジアムです。
Aspire academyやVillaggio Mallなどが近隣にあり、最寄りのメトロの駅もSport Cityという名称になっています。
私が今回参加するシンポジウムはこのAspire Academyで開催されたものです。
周囲にはフェンスがあり、直接近くに行くことはできませんでしたので、やや遠影になります。
また、Aspire zone内にはザ・トーチ・ドーハというそびえ立つホテルもあり、まさにオリンピックでも使用するトーチの様でした。
またスタジアム周囲にはこのようなオブジェが設置されておりましたが、周囲には誰もおりませんでした。
日本のオブジェもありましたが、「目玉のオヤジ」を思い出したのは私だけでしょうか。
ルセイル スタジアム
ルセイルスタジアムは予選リーグや決勝戦が行われるスタジアムで、メトロの最寄り駅(Lusail)から歩いてすぐのところにあるスタジアムです。
着いたのが夕方でしたので、ライトアップが始まっており、非常に綺麗でした。
ですが、こちらも中に入る事ができず、遠目からの写真のみです。
アル テュママスタジアム
本当は日本ーコスタリカ戦が行われる、アフマドビンアリスタジアムに行きたかったのですが、この日はメトロの車両に不具合があるため運休となっている路線があり、代替手段ではかなり時間とコストがかかってしまうとのことでした。
そのため、他に行けるスタジアムはないかと探しておりましたが、日本のサッカー界でよく言い伝えられる「ドーハの悲劇」の舞台であった、アルアリスタジアムの近くにあるアルテュママスタジアムを見に行くことにしました。
ちなみにアルテュママに行く前にアルアリスタジアムにも足を運びましたが、セキュリティの問題上写真はダメとの事で撮らせてもらえませんでした。
アルテュママスタジアムは写真の通り、真っ白で非常に綺麗なスタジアムでした。
ただ、周囲はまだ工事中のところもあり、インフラの整備を急いでいる印象がありました。
実際に中に入り、スタジアムツアーでもできるとよかったのですが、そういうツアーも見つける事ができませんでした。
全体として大きくて綺麗なスタジアムばかりでした。周囲の道路がまだ整備されていないところは、少し気になりましたがここでもうすぐ白熱する試合が展開されると思うと、少しずつワールドカップが近づいているのを感じる事ができました。
いよいよ、次回はシンポジウムの内容を、そして第7回で最終回を迎えます。
ワールドカップが始まるまでには間に合わないかと思いますが、精一杯書いていきます。(続く)